ブラッドタイプ

読んだ〜*1
なんだか説得力がないよね。最初もそうだし、最後の方も。。血液型がテーマらしいが、、
最後の方も、どうもああはなるような気がしないんだよなぁ。フィクションだからね…みたいに受け取られそう。すべてがお話っぽい。お話なのだけど。。
途中のアクションシーン、多分お決まりのシーンなのだろうが、あれはいらね。もう無理矢理感がありあり。
それと、途中で権威がどうの言ってたが、最後の最後でそれかよっ!と思った。逆に印象付けたかったのかも知れんが、それは伝わらんかった。
血液型性格判断を初めから根拠がないと知っている人にはよいかも知れんが、信じている人が読んだり考えを改めたりするようには思えない。もう少し終盤の説明もわかりやすい方がよい。
今この本の中で使われた手法を再現したサイトを見たが、そっちの方がよいね*2。本、いらね。


http://www.senrigan.net/bloodmind/index.html


まあ血液型性格診断は正直遊びとしてあるならよいと思っているけど、他のニセ科学も同じような風味であることはわかった。
そういや読んだばかりで、終盤の血液型ばかりに気を取られていたけど、白血病を通してのメディアの見方というものを伝えるにはよい本かも知れないな。寧ろ本としては、途中の白血病の方がメインに感じる。血液型はウェブで。
そういや、自分の血液型なんて知らねぇなぁ。。

*1:この本は、血液型性格診断には科学的根拠がない&白血病は不治の病ではないという事実について、メディアがそれに反することを伝え一般の人がそれを信じる(思い込む)ことで深刻な問題となっている世界を描いている。その中で、不安に思う患者、骨髄移植のドナーを拒否する人々、血液型がB型になることが嫌な為骨髄移植を拒む女性らを、3人の臨床心理士がその誤解を根本から取り除こうと苦心していく。

*2:けれど、結果がもう少し詳細に示されるた方がよい。