あぁぁ

今日は学校をサボって家に居た。
夕方ニュースを見ていたら、一時減ったと思われていた都心のカラスがまた戻って来た、というような内容の特集をやっていた。なんでも、ゴミ捨て場が整備されたせいで以前よりえさが取りにくくなっており、カラスどうしが情報交換やえさの分け合いなどで協力し合っているとのこと。あまり説得力はなかったが。
初めから見てないのでなんとも言えないが、こんな話の後で最後に“どうすればよいか”ということになって以前に『黄色いゴミ袋(半透明)』を提案していた宇都宮大学の研究者が登場。その方は今度は『緑のゴミ袋(半透明)』を提案。緑も黄色同様カラスには見えにくい色らしく、黄色のゴミ袋に慣れてしまったカラスに緑のゴミ袋を使えばカラスを撹乱させることができるという。詳しくは言っていなかったが、想像するに黄色と緑の2種類あることが重要で、これらを組み合わせて使っていけば・・・という感じなのだろう。
真面目に袋の効果を考えると、そもそも慣れてしまうということ状況があるというは、黄色であろうと緑であろうと、中が(カラスに)見えようと見えまいと、その物体の中に食べ物が入っていると知ってしまえば同じで効果は一時的なものに思える。適当につついたら中にハズレが入っている、、という構造なら可能か?
もっとも黄色いゴミ袋が普及していない気もするが、それは置いておいて本題はゴミ袋とは別のところ。当然緑のゴミ袋が登場したということでテレビとしてはそれを試さなきゃならん。カラスの大好物らしいハンバーガーを人間には見える袋の外側に入れ、ゴミ捨て場の普通の(黄色でもない)半透明ゴミ袋が山積みされている中に置く。その時、ナレーションが「1回の検証で効果があることが証明されるわけではないが」*1と前置きをしてから、緑色のゴミ袋にカラスが手を(くちばしを)出さなかったという結果を伝えたのだ!これが納豆効果か。
正直、そこで入れるのかよ!と突っ込みを入れてしまったが、こういう風になったのは一歩前進としておこう。それをつければいいとかテロップ入れればいいとか、そういう臭いもしなくはないが。でも、オーラがどうの言ってる局なのよねぇ。

*1:完璧に同じ表現ではない。