TeX関連

FedoraCore5でTeXがうまく動かねぇということを書いたと思うが、今日は気合を入れてやってみた。
まずはどこが悪いのかを調べる。これも前に書いたがwindowsXPFedoraCoreデュアルブートしていて、windowsの方にはTeX関連のソフトが一通り入っている。それとハードディスクの一部をFAT32(VFAT)というファイル形式にしてどちらのOSからもデータが読み取れる領域を作った(ここにCygwinもおいてある)。
そういった状況の中、まずplatex自体がおかしくないかチェック。Linux上で作られたdviファイルをwinのdvioutで見てみる。。ちゃんと日本語表示してるじゃねぇか。これがLinux上にあるpxdviだと見られんのよ。
次にLinuxに移ってdvipdfmを使ってpdfを作成、、できねぇことを確認。どうやらplatexはちゃんと機能していてpxdviとdvipdfmxというソフトがいかんみたい。
で、pxdviはフォントがどうたら言ってるのでいろいろ調べるとVFlibというライブラリが必要らしい。で、角川裕次さんのサイトへ行った。


http://www-masu.ist.osaka-u.ac.jp/~kakugawa/


そこからThe VFlib Projectに行ってまずVFlibを入れる前に他のソフトも3つほど入れなきゃならんので入れる。エラーっぽいのが出た気もするが気にせず入れる。そして、VFlib3を入れた。
そして、pxdvi起動。。ugokaneee。。。
かなりがっかりして自暴自棄になり
# yum remove tetex*
を実行。すぐに
# yum install tetex*
をやって入れなおすと、、pxdviがちゃんと日本語を表示した!(ちと警告文みたいのは出たが…)
設定がわからなかったのか、VFlibの後から入れたのがよかったのか、はたまたpxdvi自身がアップデートされていたのか定かではありませんが、とりあえず動いたと。
これであとはpdfファイルが作れればOKなのだが、dvipdfmの上にdvipdfmx(こっちは日本語対応だという話)を入れればいんじゃね?ってことになって入れた。ファイルはTHE DVIPDFMx PROJECTのSource Code*1からもらう。cvsはうまく繋がらんかった。


http://project.ktug.or.kr/dvipdfmx/


dvipdfmxはうまく入ったみたいなのだけど、やっぱりpdfを作っている途中でエラーが出てしまう。で、ネットを探しているとあった。


http://bbs.fedora.jp/read.php?FID=9&TID=3453


なんとエラー文が一致!ぼくだけじゃなかったのね…
そこのTeX屋さんのコメントの通り設定したらpdfファイルが無事できました。
試しに
$ export LANG=ja_JP.eucJP
してからemacstexを書いてコンパイルしたがうまくpdfファイルまで作れた。なぜかpxdviの警告文もなくなってたし。*2
こうしてLinuxTeXを使えるようなりましたとさ。(^^)


さて、これでばりばりFedoraCore5が使えるわけだす。とかいいつつ、今この文はwinから打っているし…
うれしかったので院生室からの初更新でした(一応、メモも兼ねているけどね)。


memo:戻すときは
$ export LANG=ja_JP.UTF-8

*1:snapshotとかいうところ。currentが新しそうだ。

*2:追記:今Linuxで確かめてみたところ警告文は消えてなかった。。でも使える。見るだけでファイルには全然影響しないからOKかと。因みにこのエントリーを書き終わって追記を書くまで5分も経っていないと思う。
もうすぐ21時だ。