１億人ジャンプ！
日テレも最近おかしさを増して来た。以前の鉄腕ダッシュでの金箔マイナスイオンのことから、イッテＱのマイナスイオン、そして、今日の１億人ジャンプ。あほすぎる、と切り捨ててしまうのは容易だが・・・
内容は、昼間にみんなで一斉にジャンプすれば、衝撃で太陽と地球の距離が離れてそれによって届く熱（光）が減って温暖化を防げるのでは、、というのをテレビの企画として実践してみるんだと。まあ２体間で働く力だから重心はずれないし、仮にそれだけの撃力が働くとしても地球の質量を考えたら微々たるもの*1、と言うのは容易いけれど、もう少し常識の範囲で考えてみよう。そもそも、そんなことで軌道が変わってしまったら、人類は地球には存在できてないと思う。
地球を一つの物体として見るのではなく様々なものの複合体と見ると、複雑な事象の重なりが積み重なって今の状態があるわけだ。少し最近の気候が変だと（感じられる）としても、いつものように春が来て夏が来て・・・と四季が巡る。これは長い間ずーっと。つまりは、今のこの状態が安定に存在する状態なわけで（少なくとも安定な状態の近くにいる）、それがジャンプ程度で壊れてしまったら今の世界はないのだ。
もっと環境のことを考えるとしたら、近所の買い物で車を使わないとか、冷房を我慢するとか、バイオエタノールはなんだかおかしいぞと言ってみるとか、そういうことをやるといいのでは。ぼくも結構そうだと思うのだが、なんだか劇的な変化を望み過ぎる傾向にある気がするな。。*2
てか、本当に人類が原因で温暖化になってるの？
↓こんなのがあった。ちと前のだが詳しくて参考文献も付いてる。
http://tanakanews.com/f0827warming.htm
この企画について
「そんなことあるわけないじゃない」と思うのではなく
「まさかとは思うけれど、試してみようかな」、そんな気持ちで
ぜひ一緒にジャンプをしてみませんか？
のような書き込みをよく見るのだが、これこそ思考停止の極みじゃね？
追：１億ジャンプ批判でよく見たのは「地球は動かないだろー」ってのだが、実際動いたとして、どれくらい動けばよいのだろうか。光はで広がっていくのでいいのか？誰か、、計算してくれ。。*3
