バガボンド
- 作者: 井上雄彦,吉川英治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/29
- メディア: コミック
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バガボンドは、やっとこ吉岡編が終わったか。“武蔵は吉岡一門に打ち勝った”と聞くとかっこいいけど、実際インパクトのある画で見ると、確かに痛快だが自分は武蔵にはなりたくないなーと思う。
ドラマやらで見た武蔵だと、吉岡が総大将に小さい子供を据えて、武蔵はばったばったと吉岡を切り最後にその子供まで殺し、武蔵の強さと残虐さばかりが際立っていた。一方、バガボンドでは残虐なのは残虐だけど、武蔵の内面も垣間見れたように感じ、なりたくないと思ったのは武蔵を人として見れた証拠なのかなぁと。
あと、モンスターに出て来た聖書の『誰がこの野獣のようになれるのか。誰が野獣に逆らって戦うことができるのか』ってのも思い出した。