地球ゴマ

地球ゴマを買って帰ったので、それを親父に見せて遊ばせてやった。宇宙ゴマと呼んでいた。昔お祭りなどで売っていたらしい。
地球ゴマで遊んでる時、親父がものすっごいことを言い出したのだよ。「これと地球の磁気の関係とか、研究しないのか?」って。
もうはてなでしょ?なに言ってるかわかんないので、「そんなことは研究しねぇ」と言い放ってやったら、「こういうの研究しないからダメなんだ」とか言われ、「テレビとかの電波の影響のほうがすごいんじゃないの?それにそんなもんを研究したら、とんでもだろ」と言ってやって、「とんでもでなにが悪いんだ」と開き直られ*1。。ここまで話しても、全然話が見えてこない。
しばらく遊んでいると、今度は「回転している時と、止まった時で重さが違うんだよ」とぼそっと言った。ここでやっと何を言わんとしていたかが理解できた。要は『回転している時は、地球の磁気の影響によってコマに力が働いて浮く』ということを言いたかったらしい。たしかに回っている時のほうが、軸を動かさなければ、手に働く力は小さく感じる。きっと子供の頃、夜店のおっちゃんにこういうことを言われて今まで来たのだろう。
でもこれは違くって、モノには大きさがあって、棒におもりをつける時も支点から離れていたほうが力が大きいでしょ〜?これがモーメントね。それと回転しているってことは、エネルギーを持っているってことだから、回転によってモーメントが保たれてて、力を感じないんだよ・・・・(かなり適当。。)
というような、エネルギーだとかモーメントだとか、ニセ科学で使われそうなタームを並べて煙に巻くいう形に、あいなりました。説明って難しいね。どこから話せばよいか、数式でやってもわかんないし、そもそもおれも実際計算してないし、こういう法則があってぇとか話すしかないのかなぁ。上のちょ〜適当な説明はどの程度信頼できるんだろね。今度ちゃんと考えてみます。
いや、でも親父の発言には驚いたわ。

*1:この会話の中で、アインシュタインだってどうたらこうたらと言ったことを思い出したので、ここに書いておく。