ちゃんぐむ

ちゃんぐむ観た。
チェ一族は自分達の地位を守る(or上げる)為に、様々な工作して主人公であるチャングム達をしてきた。まあ言わば悪役ですよ。
彼らは自分らの邪魔となる存在に対しては執拗に攻撃します。チャングムのお母さんはやつらに殺されかけました。その十数年後には確実に殺されてしまいます。
このようなことだけを見ていると主人公=正義、チェ一族=悪者という二元論で構成されているドラマなのかと思ってしまいます。ですが、“チャングムの誓い”は、そういった構図になりやすい“水戸○門”やら“暴○ん坊将軍”とは違います。
まだ若いクミョンがそういったチェ一族の色に染まっていく過程であるとか、チェ尚宮(サングン)がチャングムのお母さんを自分の手で殺したことに悩まされたりといった場面も描かれています。また、工作する時も、「お代官様、うっひっひっひっひ」という感じではなく(少しはあるが)、あれこれと頭を悩ませています。
で、今週の話ですが、チェ一族(3人)がなんとかしてチャングム達を落としいれようと画策します。その中でミン・ジョンホというチャングム達を何かと助けてくれる人物も一緒に陥れるようと相談します。そんなことろでクミョンちゃん、それだけはやめてくださいと願い出ます。なぜならジョンホさんはクミョンちゃんのあこがれの人物。
まあ他のお2人からしたら「青いなぁ」というところでしょうが、クミョンちゃんの話を細かに聞きます。その後クミョンちゃんが去った後、いつもは悪いことばかり考えているチェ・パンスルも姪(クミョン)のことで悩んでいました。
ぼくはクミョンちゃんがそのことを言い出したとき、チェ・パンスルのことだからきっと叱り付けて一蹴してしまうのだろうなぁと思っていました。ところがどっこい、しっかりと話を聞き思い悩んでいるではありませんか。宮廷で邪魔な存在に対して容赦しないチェ一族ですが、その反面一族内部の結束は固い。今まで好きではなかったチェ一族ですが、今回でちょっと好きになりました。
色眼鏡をはずしてみると、チェ一族は自分達の為にそうしなければならなかった、そうしないと生きられなかった、ということがわかる。そして、してしまったことを隠すためにどんどんどんどん工作していく…
チェ一族が今後どうなるかも含めて、来週以降が楽しみですっ♪
ということで(?)、“チャングムの誓い”、オススメ☆彡